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さいたま市北区のD様へ屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水の見積説明に伺いました。静かな新興住宅地に建つ素敵なデザインの築10年のお住まいで初めての塗装です。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
D様はシーベースをインターネットで検索して見つけられたそうです。ここ数年インターネットで弊社のホームページを見つけられ、ここからのご依頼がとても増えていて助かっています。
シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで既に4年以上グーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。私にはどの様に検索順位が上がるのかはよく分かりませんが、こつこつと地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
うまくシーベースに辿り着かれた方はとてもラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いからです。
屋根はスレート瓦で棟板金の釘が浮いていました。塗膜もやや劣化して撥水力も落ちている様でした。そのため北側は若干コケの発生が見られました。屋根板金の釘浮やスレート瓦の欠損部を補修し、エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。また、この塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り雨水が侵入していました。そのため軒天には雨もり染みや内部の湿気が外に出ようとして出来る汚れ染み見られました。
隙間を補修して同社のクリーンマイルドシリコンで、軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗り替えをお勧めしました。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で微妙に細かい斑入り模様になっていました。僅かですが反りも発生していました。窯業系のボードは湿気を吸うとどうしても反ってしまいます。一度反ってしまうと直す事は不可能なので、そうなる前にメンテナンスをしておく方が得策です。
単色では無く細かい斑入り模様がお気に召しているとの事で、日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリア(透明な塗装)、同社のパーフェクトトップを使用した多重多色塗装や単色塗り潰し等幾つかのご提案をさせて頂きました。
コーキングはひび割れや穴開き、剥離は少ないものの硬くなって寿命が来ていました。ここからは雨水の侵入が起こりやすくなります。雨水が侵入する事で当然内部の木部は腐り易くなりますし、何より外壁の角が脆くなってしまうので注意が必要です。オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水でした。基材に問題は無かったのですがトップコートが荒れていました。FRPは光と水に弱いためトップコートは重要ですので塗り替えをお勧めしました。
何社か見積を取られているとの事です。安い・・・という事にとらわれずに、きちんと施工する優良な塗装業者をお選び頂きたいと思います。