さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市見沼区のY様へ屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替とベランダ防水の見積説明に伺いました。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
　Y様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。その様に伺うととても嬉しくなります。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在までグーグル等で検索すると絶えずトップページに表示されます。「さいたま市　塗装」、「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等で調べると順位も1位になる事が殆どです。最近では「上尾市　塗装」や「蓮田市　塗装」でも上位に上がって来ました。とても有難い事です。新興住宅地の中の築１４年のお住まいで初めての塗装です。
　屋根はスレート瓦で塗膜が劣化し撥水力が弱くなり北側は大分苔が見受けられました。スレート瓦のひび割れも何か所か見られました。屋根板金の突き合わせ部分は穴が空き雨水が侵入していると思われます。屋根板金の釘浮きも見られました。ケラバ部分はスレート瓦を包んでいないため雨が屋根へと流れ込んでおり、お住まい全体に湿気を感じました。
　屋根板金の釘浮補修・頭留、瓦のひび割れ補修をした後でエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンでの塗り替えをお勧めしました。

　これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。この塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。

　ケラバ部分は屋根塗装後にスレートとケラバの取合部分をシーリングする旨お話ししました。
　破風・鼻隠のジョイントには隙間が開きここからも雨水が侵入している模様です。そのため内部に溜った湿気が抜け出ようとしてケイ酸カルシウム板の軒天には沢山の黒ずみが有りました。
　破風・鼻隠は隙間を補修してエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで、軒天も隙間を補修して日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗り替えをお勧めしました。
　外壁は２種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)を組み合わせていました。何か所か反り返りや割れが有りました。
　原因は湿気です。窯業系サイディングは雨水を吸って乾いてを繰り返すうちに元の粉に戻って行きます。そのためかなり脆くなっている部分も見受けられました。
　角度の大きな外壁のコーナーもコーキングで塞がれているだけでしたのでコーキングが劣化すると簡単に雨水が侵入してしまいます。コーキングは縦目地も窓周りも経年劣化でほとんどが全滅状態でした。
　ひび割れ部分を補修して日本ペイント株式会社の水性パーフェクトトップかエスケー化研株式会社の溶剤系クリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。濃い色で塗り替えたい部分に水性塗料を使用すると１０年程度で色焼けしてしまいます。もし濃い色で塗り替えたい場合は溶剤系塗料をお勧めします。
　シーリングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
　ベランダ防水はFRP(繊維強化プラスチック)で基材に問題は有りませんでしたが表面のトップコートは寿命が来ていたので東日本塗料株式会社のAUコートでの塗り替えをお勧めしました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
　その他、横樋の変形や破損個所は交換をお勧めしました。何社か見積を取られていると思います。安さにごまかされず、きちんとした施工をする優良な塗装業者をお選び頂きたいと思います。