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さいたま市南区、N様の賃貸物件で屋根塗装や付帯部分の作業と外壁塗装前の養生を行いました。
屋根は棟やケラバ(切妻屋根の端で斜めに降りる部分)の板金、アンテナスタンド等をケレンして錆止塗装が完了しました。かなり錆が出ていたため大分手間取りましたがきれいに落とせました。
ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
ケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
その後、屋根はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
霧除や笠木、バルコニー床、換気フード、エアコン室外機ユニットもスチールなのでケレンして錆止塗装が完了しました。
外壁塗装のための養生にも着手し途中まで進みました。
※ 8月24日の作業内容をまとめました。