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さいたま市西区のU様から屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートの見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
U様はシーベースをインターネットで探されたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約5年位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。 検索順位が上がる仕組みはよく分かりませんが、真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
早速現状調査に伺いました。緑が豊かな環境の良い新興住宅地に建つ築7年のお住まいでした。築7年で塗装工事は未だ早いのではないかと思いつつ伺ったのですが、意外と問題山積で驚きました。
屋根はスレート瓦で塗膜が劣化し撥水力が弱くなっていました。屋根板金の突き合わせ部分はシーリングが劣化している事が気になりました。屋根の棟板金の釘浮きも多数見られました。
破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分は隙間が空いており、雨水が侵入している模様です。軒天もやや黒ずみが有りました。
外壁は2種類の窯業系意匠サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)でした。意匠外壁と単色の組み合わせです。両方とも外壁の厚みは大分薄く10㎜位しか有りませんでした。そのためひび割れも多数発生していました。
外壁の縦目地や窓周りのコーキングは何とか踏ん張っている様ですが痩せて来ていて限界状態でした。
ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水床は基材に問題は無かったのですがトップコートは痛みが見えました。
困ったのは縦樋の取り付け位置です。全て樋受金物が外壁縦目地コーキングの中に刺さっている事です。コーキングは柔らかいので樋の取付は楽かも知れませんが当然歪んで来ます。何よりメンテナンスの際にコーキングの打替が出来ません。ハウスメーカーは建てた家がきちんとメンテナンスが出来て長持ちさせるにはどの様に建てれば良いのか、ちょっと考えれば素人にでも分る筈です。反省して欲しいと思います。
見積書の作成に10日間程頂きたいと思います。宜しくお願いします。