さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　上尾市のT様邸で屋根塗装と外壁塗装のための下処理を行っています。２５日に高圧洗浄を行ったので翌日は乾燥のために１日空けました。
　屋根はスレート瓦で棟板金の捲れや釘浮きを補修しました。釘はハンマーで打ち込み、霧除やベランダの笠木、水切等の鉄部は錆が発生していたためケレンして錆止塗装を行いました。
　ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで傷んだ塗装膜や錆び落としたり微細な傷を付ける事です。表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
　逆にケレンが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
　破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分は隙間が空いており雨水が侵入していました。この部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでシーリング(コーキング等で隙間を埋めて雨水等が侵入しない様にする事)を行いました。
　サッシ周りもシーリングが完了しました。これらの隙間補修は行わない塗装業者もいますが、お住まいの寿命に係わって来るのできちんとやっておいた方がいいと思います。
　その他、屋根はエスケー化研株式会社のマイルドシーラーEPO白色で下塗が途中まで進捗しました。
　シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
　天候にもめぐまれて順調なスタートです。
※ １１月２７日から昨日２９日までの作業内容をまとめました。