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さいたま市浦和区Eビルで屋上防水や外壁塗装、タイル張替等の大規模修繕が遂に完工しました。中山道沿いの好立地に立つ築42年の物件で2回目の工事で、ハウスメーカーP社の社長I様からのご紹介でした。I様からのご紹介はこれで6件目になります。大変有難うございました。
残っていた塔屋と屋上のトップコートが完了し、14日に足場を解体しました。足場の解体と同時に並行して合番も行いました。
合番というのは足場を解体する際に壁繋ぎを外した箇所の補修の事です。壁繋ぎと言うのは労働安全衛生法で設置義務がある作業の事で、安全のために建物にアンカーを打って足場を連結し倒壊や変形を防ぐための物です。
そのため、この部分の外壁塗装やタイル張り、タイルの伸縮目地工事が同時に進行して仕上げられます。翌日最終補修を行いました。
敷地と隣地の隙間が西面は15cm程度しか無いため足場を組めなかったため、屋上からブランコを吊り下げてひび割れ補修やシーリング、外壁塗装を行いました。かなり難易度の高い工事でしたが無事に完了でしました。
屋根は元々アスファルトシングルでしたが田島ルーフィング株式会社のポリマリット、改質アスファルトシート防水を行いました。色もライトグレーに変更し屋上と一体感の有る色彩になりました。
塔屋や屋上はシート防水になっていましたが、下地から剥離している箇所が多々有りました。部分的に切開して補修する予定でしたが、工事を進めると予測よりも接着が悪かったため、撤去不能なエアコン室外機の下まで3/4位シートを撤去し、通気緩衝工法(熱で湿気が気化するとウレタン防水塗膜が膨れて傷むため、床面とウレタン防水層の間を絶縁するために通気緩衝シートを入れ、気化した水蒸気を逃がす脱気塔を取り付ける工法)に変更しました。
AGCポリマー建材株式会社のサラセーヌでウレタン塗膜防水層の形成し、トップコートを行いました。
外壁はALCに一部は鋼板が張られ、一部は磁気タイル張り、一部はALC外壁になっていました。
外壁の鋼板部分はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでツートンカラーに塗装し、磁気タイル張り部分は浮き部分のタイルの張替と目地補修をした後、同社のタイルセラクリーンで目地防水を行いました。
隙間の多かったコーキング部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替ました。
ALC外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ/ベージュで塗り替えました。色褪せていた外壁が美しく蘇りました。
長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。
※ 12月13日から本日16日までの作業内容をまとめました。