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蓮田市のM様邸で外壁塗装の前の窓周りと入隅のコーキング打増が完了しました。外壁の縦目地コーキングは、外壁塗装後に打替ます。何故かと言うと外壁塗料とコーキング材では熱による膨張収縮率が全く違うためです。入隅や窓廻りと比べると外壁の縦目地はコーキングの充填量が多くなるため夏の暑さや冬の寒さでコーキングは膨張したり収縮したりします。ところが外壁塗装の塗膜はコーキングと比べると極ごく僅かしか伸びたり縮んだりしません。そうなると塗膜が破れる事が有るからです。シーベースの塗装工事が美しいだけでなく長持ちするのはこの様な点にも拘りが有るからです。
2階の外壁はクラック(ひび割れ)補修とシーラーで下塗が完了しました。ひび割れはきちんと補修しておかないと塗装しただけでは直ぐに塗装膜が傷んでしまいます。シーラング材を刷り込んで痕が目立たぬ様に補修しました。
シーラーは基材によく染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞いでくれます。また仕上塗料との接着も良くする働きが有ります。
破風・鼻隠と横樋は目荒らしが完了し、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン白色に近いライトグレーで中塗が途中まで進捗しました。
足場を覆うメッシュシートは一旦撤去して洗浄し、足場も清掃後に再度張り直しました。この様な事は滅多に有りません。高圧洗浄の際にセメント瓦屋根のスラリー層を落としたのですが瓦の劣化が進み過ぎていたため、それが粉状なって飛散し足場やネットに付着してしまったのです。
丁度M様邸の立地は風をもろに受ける場所のため付着した汚れが今度は建物に移ってしまいます。そうなると仕上がりがきれいにならないので手間が掛かりましたがこの様な次第になった訳です。1日その作業で潰れてしまいましたが美しく仕上げるために出来る限りの事をしたいと思います。
※ 1月29日と31日の作業内容をまとめました。