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さいたま市南区のK様邸で屋根塗装のための補修やシーリング、養生等を行いました。屋根は板金の釘浮き補修と頭留が完了しました。
屋根板金は釘で留められているのですが強風やお住まいの揺れや歪みで徐々に釘が浮いて来ます。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板に染み込み木を腐らせてしまいます。ハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留めてやります。こうするともう簡単には釘が浮いて来ません。
屋根のスレート瓦にはひび割れが発生していました。これも同様の原理で起こります。ひび割れを放置すると増々進行し、そこから割れて落下してしまう事も有るので傷が浅いうちにコーキングでヒビを埋めて接着しました。
破風・鼻隠のジョイントには隙間が発生していました。ここから雨水が内部へ侵入したり、ジョイント部分をボロボロに劣化させてしまう事があるのでコーキングで補修が完了しました。
養生は途中まで進捗しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事にも丁寧に行っているからです。
窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。暫くの間ご辛抱をお願いします。
※ 3月28日の作業内容をまとめました。