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さいたま市見沼区のF様邸で屋根塗装と外壁塗装、、コーキング打替、バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床トップコートが完工しました。足場の解体が済み、足場が邪魔で塗装出来なかったウッドデッキの塗装も完了し、全ての工程が終了しました。
屋根はエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンCLR-155 オークオレンジで塗り替えられました。この製品は遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、屋根材へのダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温を下げてくれます。さいたま市では遮熱塗装をすると助成金を出してくれるので僅かですがお客様のご負担も減る製品です。独特の色彩です。元々オレンジ系の色彩でしたがその雰囲気を残したいとのご意向でした。
屋根の一部は法的な規制の影響か斜めにカットされていましたが、板金との間に隙間が有り、そこからの雨水が侵入していましたがしっかりとシーリングを行ったのでもう大丈夫です。
破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分は隙間が空いていていましたが、ここもシーリングを行い、同社のクリーンマイルドシリコン 白色に近いライトグレーで塗りかえました。とてもきれいに輝いています。
軒天はケイ酸カルシウム板で外壁との取合にかなりの隙間が有りましたのでシーリングして、日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ 艶消しの白色で塗りかえました。真っ白くなってとても明るくなりました。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)です。経年劣化によるひび割れが見られました。ひび割れを補修して日本ペイント株式会社のペリアートUV pa-01フレッシュスノーで塗り替えました。これは多彩模様塗装(様々な色や形のチップが入った塗料を使用した塗装)で、石の様な仕上がりになりました。お選びになった色も白を基調にしたきれいな色彩で、屋根のオレンジ色ととてもきれいなコントラストです。
コーキングは固く痩せて穴開きや剥離で全滅状態で、これはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替ました。
通常、外壁の縦目地コーキングの打替は外壁塗装の後に行うものです。何故かと言うと外壁塗料とコーキング材では熱による膨張収縮率が全く違うためです。夏の暑さや冬の寒さでコーキングは膨張したり収縮したりします。ところが外壁塗装の塗膜はコーキングと比べると極ごく僅かしか伸びたり縮んだりしません。そうなると塗膜が破れる事が有るからです。
しかし今回はペリアートを使用して美しく仕上げるため外壁塗装の前に打替ました。そのため打替てから乾燥時間を十分に取りました。
樋やシャッターボックスは目荒らしをしてエスケー化研株式会社の白色に近いライトグレーで塗装が完了し輝きを取り戻しました。
バルコニーと玄関庇の防水部分は目荒らしをし、アセトンで拭取り、プライマーを塗布し、東日本塗料株式会社のAUコートでトップコートを行いました。これは駐車場等にも使用される防塵塗料でかなり丈夫です。
まるで新築の様に美しく仕上がりました。長い間ご不便をお掛けしました。大変有難うございました。