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さいたま市西区のT様邸で外壁塗装のための高圧洗浄を行いました。高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
今回は外壁のひび割れが多数有ったため高圧水が掛からぬ様に細心の注意を払いながら行いました。また木製の電気メーター取付板もプラスチック製に交換するので外壁から外してから洗浄しました。
いつもの様に樋の中もきれいに掃除しました。普段はまったく見えない箇所ですが、意外とゴミや枯葉等が溜まっていて詰りの原因になりますので、シーベースでは必ず清掃します。
主な施工内容は以下の通りです。
外壁は破風・鼻隠と軒天が一体になっているモルタル製です。ひび割れを補修し日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ ND460 やや赤みがかったベージュで塗り替えます。
ひび割れはきちんと補修しないと後々問題が起きて来ます。モルタルは中のラス網に引っ掛けて塗られています。ラス網が錆びると膨張して外壁を砕いてしまったり、網が切れる事で外壁の重みに耐えられずに剥落する等大きなダメージを受ける事になりますから、細いひび割れでも決して侮ってはいけません。
霧除はケレンして錆止め塗装まで進捗しました。ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、錆や不良塗膜を落とし微細な傷を付ける事です。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
雨戸や玄関の庇もスチール製で艶が無くなっており樋もやや変色が見られます。これらの部位はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗り替えます。
玄関の庇の木枠や波板を支える木製枠は大阪ガスケミカル株式会社の防腐塗料キシラデコール 濃い茶色で塗り替えます。
※ 9月13日の作業内容と今後の流れをまとめました。