さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

さいたま市大宮区でH様ご所有、Eマンションの２つの貯水槽塗装は鉄部の塗装と駄目拾いが終わり完工しました。
駄目拾いというのは、塗料の飛び跳ねや擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気づかぬうちにこれらは起こります。全ての工程が終わってから行うもので、何度も見て回り、徹底的に補修しました。
H様は２０２２年にアパートの屋根塗装や外壁塗装、賃貸マンションの部分塗装工事を行い今年は賃貸マンションの屋上防水工事を施工させて頂いたリピーターのお客様です。度々ご依頼下さり大変有難うございました。
２棟の貯水槽は共にFRP(繊維強化プラスチック)製でフレームやボルトとナットは亜鉛メッキがされています。
FRPは劣化の予防に定期的なメンテナンスが必要不可欠です。本体はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン／SR-163(白に近いクリーム色)で行いました。
施工前の色より明る(白色に近く)なり、光の反射率が高くなって僅かですがFRPの経年劣化を軽減出来ます。また見た目にもきれいに仕上がりました。
亜鉛メッキのフレームや鉄部、ボルト、ナットは錆ている箇所のみ塗装しました。錆びはケレンして落とし、錆止め塗装後にクリーンマイルドシリコンでフレームの色に近いライトグレーで塗りかえました。難しかったのは鉄の錆汁で亜鉛メッキが変色している箇所でした。　亜鉛メッキが剥げていた箇所は塗装が出来たのですが、変色部分は亜鉛の成分が塗料を弾くため塗装が出来ません。下手にケレンをし過ぎると亜鉛メッキが剥がれてしい、こうなると今度はこの部分から錆が始まってしまいます。そのため拭き取り程度にとどめましたので茶色い変色は残っています。
塩ビ配管は本体と同色で塗りかえました。鉄部の色むらや変色はやや気になりますが全体的にはきれいに仕上がったと思います。また貯水槽の耐久性も高まったと思います。
大変有難うございました。