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2023/7/8 (土)
さいたま市北区、N様邸の屋根塗装、外壁塗装、バルコ

さいたま市北区、N様邸の屋根塗装、外壁塗装、バルコニー防水が完工    さいたま市北区、N様邸の屋根塗装、外壁塗装、バルコニー防水が完工

 

さいたま市北区、N様邸で残っていた門柱キャップの取付が終わり、これで屋根塗装、外壁塗装、バルコニー防水が完工しました。
N様邸は静かな住宅地の中に建つ2階建て、築29年のお住まいで2回目の塗装工事です。
屋根はスレート瓦で10年前に他社でガイナを使用した塗装を行ったとの事でした。前回の工事では屋根板金の釘浮き等は補修されず、棟板金のジョイントや降り棟板金とスレートの取合もシーリングされていませんでした。
屋根板金の釘浮補修やジョイント部分のシーリング(コーキング材等で隙間を塞ぎ雨水の侵入を防ぐ事)板金とスレート瓦のひび割れ補修を行いました。またケラバ部分でスレート瓦が降り棟包みに包まれていませんでしたのでこの部分もシーリングしました。普通の雨なら問題無いのですが大雨の時にはケラバの板金とスレート瓦の隙間から雨水入ってしまいます。スレート瓦の下にはアスファルトルーフ(防水紙)が敷いてあります。アスファルトルーフは防水紙とは言っても屋根の熱で徐々にアスファルトが蒸発し、7~8年も経てば殆ど撥水しなくなり、雨が染み込めばその下の野地板を腐らせてしまいます。
これ等の問題個所を補修後にエスケー化研株式会社の/クールタイトフッソ/CLR-109 ダークグリーンで塗りかえました。これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。またこの塗料はさいたま市より補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。モスグリーンに塗り替えられて輝きを取り戻しました。
破風・鼻隠や軒天、外壁はモルタル製の一体型でした。施工前は大分チョーキングが進んでおり、ひび割れも多数見受けられました。
チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。
モルタル外壁に出来たひび割れは注意が必要です。ひび割れから雨水が侵入すると内部のラス網が錆びて膨張したり切れたりして強度が落ちてしまい、最悪外壁が崩れたり落ちたりしてしまいます。
ひび割れにコーキング材を刷り込んで塞ぎ、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでツートンカラーに塗りかえました。
破風・鼻隠・軒天(既存外壁色部分)のうちメインとなる部分はND-104 クリーム系ベージュで、ベランダの外壁はND-376 やや黄色が入った茶系ベージュで塗りかえました。どちらも優しい色彩と淡いトーンなので柔らかな印象に仕上がりました。色彩のコントラストもとてもきれいです。
樋や付帯部分の塗装はあちこち剥離が見られました。これも前回の工事業者が目荒らし等を省いたり塗料の質の悪い物を使った事が原因だと考えます。これ等の部分はケレンして不良塗膜を落としてからエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗りかえました。
バルコニーは珍しいモルタル防水になっていました。ここもひび割れが何か所か有り、そのため雨水が侵入して雨漏りしていました。バルコニーはモルタルのひび割れを補修してウレタン塗膜防水を行いました。これでもう雨もりの心配は無くなりました。ライトグレーのトップコートが輝いてバルコニーの中も明るくなりました。
塀もひび割れが多数見られましたがひび割れが起こりにくい様にマスチックローラーで凹凸を付けて厚みを持たせてから外壁のメイン部分と同じ色で仕上げました。
見違えるほど美しい仕上がりになりました。お客様にもお喜び頂けてホッとしました。大変有難うございました。。