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さいたま市北区のK様と屋根塗装や外壁塗装、コーキング打替の契約を結びました。大変有難うございました。
K様は4年前に屋根塗装や外壁塗装を施工させて頂いたY様からのご紹介です。Y様、大変有難うございました。
住宅地に立つ2階建てで母家と増築部分が有りました。母家は屋根が和瓦で若干漆喰の隙間が有りましたが瓦のズレ等は見られないので今回はそのままで大丈夫です。
主な工事内容は以下の通りです。
増築部分の屋根はスレート瓦で殆ど撥水しておらず棟板金やケラバの板金は釘浮きや捲れ、ジョイントの隙間、錆が発生していました。
釘浮きや捲れ、ジョイントの隙間、スレート瓦のひび割れ補修を行い、板金はケレンして錆を落とし錆止め塗装をしてからエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで塗りかえます。
これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。またこの塗料はさいたま市より補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
母家の屋根の上裏や垂木、母屋等は木製で雨水の影響で傷みが見えました。これ以上酷くならぬ様に大阪ガスケミカル株式会社のキシラデコールで防腐塗装を行います。
破風・鼻隠は母家と増築部分共に部分的に塗装が剥がれ、ジョイント部分は隙間が空いていました。隙間のシーリングを行い、目荒らしをしてからエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗りかえます。
軒天はケイ酸カルシウムとベニヤですが雨水の影響で変形と割れ、塗装の剥離が発生していました。
剥離部分をケレンして落し、下地を補修してからケイ酸カルシウム部分は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗りかえます。
ベニヤ部分はプリントされていてこの部分は塗装出来ないため今回はそのまま目をつぶるか張り替える場合は専門の業者をご紹介する旨お話ししました。
母家の外壁は金属サイディングで切り口からやや錆が見られました。表面の塗装膜も変色が見られました。ケレンして錆を落とし錆止め塗装後にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗りかえます。
増築部分の外壁は窯業系(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)サイディングでした。表面はかなりチョーキングを起こしていました。
チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。
こうなると雨水を吸って乾いてを繰り返すうちに元の粉に戻って行きます。脆くなって崩れている部分も見受けられました。
増築部分の外壁は崩れている部分をコーキングやパテ等で補修して日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで塗りかえます。
コーキングの傷みも激しくオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替を行います。
水切も変色していました。ここはクリーンマイルドシリコンでの塗りかえます。
樋は母家と増築部分共に劣化して変色やジョイントの隙間が見られました。ジョイントの隙間を補修してクリーンマイルドシリコンで塗りかえます。
母家のベランダの踏面は鉄板で所々に錆が発生していました。僅か4カ月前に塗装したとの事でしたが、ケレンも錆止め塗装もしておらずかなりいい加減な業者の様です。ここはケレンして錆を落とし、錆止め塗装をしてクリーンマイルドシリコンで塗りかえます。
着工は11月2日と決定しました。どうぞ宜しくお願いします。