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さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装は残っていた作業を行い総仕上げです。
屋根や破風・鼻隠の塗装の最終確認をして写真を撮りました。軒天にはアンテナ用の配線か、穴が空いていましたがお客様に確認したところご不要との事でしたので配線をカットして穴を塞ぎました。
窓飾りの飾りモールは日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ/ND-342ややソフトな茶色で上塗が完了しました。外壁とのコントラストが強過ぎず上品でソフトな印象になりました。
窓の格子も取付が完了しました。ビスの途中にコーキングを絡めたのでここからの雨水の侵入も心配要りません。
縦樋やシャッターボックス、水切はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗装が完了しました。
外構はモルタル層が薄いため塗装しても剥離し易いので長持ちする様に下塗はマスチックローラーでやや厚みを持たせました。
マスチックローラーというのはローラーの目が粗く作られているため転がすとさざなみ模様の様な凹凸が付き厚い塗装面になります。そのためひび割れや膨れが起きにくくなります。中塗と上塗は外壁と同じパーフェクトトップ/ND-370白色で行いました。
北東側に材木風の飾り柱が有りました。こちらは素材がはっきりしないため塗装しても剥離する可能性が有るので特殊な接着剤を塗ってから茶色に仕上げました。とても良い雰囲気です。
バルコニー床のFRP防水部分は研磨してアセトンで拭き取りFRP用のプライマーを塗布してから東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで塗りかえました。エアコン室外機を一旦四つ足の台に乗せて足回り以外を仕上げ、乾いてから室外機を元に戻して足回りを仕上げました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
エアコンのホーステープも僅かに劣化していたので、その上からテープを巻きました。
最後に駄目拾いを行いました。駄目拾いというのは、塗料の飛び跳ねや擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気づかぬうちにこれらは起こります。
全ての工程が終わってから行うもので、上から下まで何度も見て回り、徹底的に補修しました。
そして足場を覆っていたネットを外しました。全体が現れましたがやはり足場が邪魔です。いよいよ残るは18日の朝から足場の解体のみです。どの様に仕上がっているかは見えてはいるのですが足場が無くなった全体像を見るのはいつもとても楽しみでワクワクします。
※ 4月12日から昨日15日までの作業内容をまとめました。