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2024/12/18 (水)
さいたま市北区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工

さいたま市北区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工    さいたま市北区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工

 

 さいたま市北区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装、付帯部分の塗装、シーリング、ベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水トップコートが着工しました。16日に足場を設置し17日には高圧洗浄、本日は外壁塗装用の養生が完了しました。
 K様のお住まいは落ち着いた静かで緑の多い住宅地に立つ築32年のお住まいです。シーベースによる塗装工事は今回で4回目になります。お庭も広くたくさんの木々や花々等の植栽が目を楽しませてくれます。一見築30年以上経っている様にはとても見えない洒落た素敵なデザインでほとんど塗装や躯体の劣化も見当たりませんでした。元々しっかりと建てられている上に定期的にきちんとメンテナンスをされているからです。
 2002年に屋根塗装と外壁塗装、窓周りのシーリング、ベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水トップコート、付帯部分の塗装工事を施工させて頂き、2014年に再び同内容の施工に加え屋根にはタスペーサーの装着を行いました。タスペーサーというのは株式会社セイムの屋根塗装用部材で屋根瓦が上下に重なっている隙間から雨水の排出がされやすい様にするためのポリカーボネート製のクサビ形の部品です。通気も良くし下地の材木の腐れも起きにくくするための部材です。通気が良くなると屋根の寿命だけでなく、お住まい全体の寿命も長くなります。
 2020年に樋の補修工事をさせて頂き、今回で4回目のご依頼になります。覚えていて下さり大変有難うございます。ご夫婦ともご健在でにこやかなご様子は22年前からずっとお変わりございません。
 以前工事をさせて頂いたお客様からのご依頼は大変嬉しいものです。塗装業界はクレーム産業界と言われる程トラブルが多い業界で優良な塗装業者を探すのはとても大変です。再びご依頼を頂けるのは光栄です。
 屋根はスレート瓦で表面の塗装がやや経年劣化していたものの材質等はほとんど問題が有りませんでした。前回遮熱塗装にしたため熱や太陽光によるダメージが軽減されたからだと思います。
 前回かなり丁寧な施工をしたおかげで今回は棟板金の留め釘には浮きも無くジョイントのシーリングも問題有りませんでした。シーリングというのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 前回の塗装工事ではタスペーサーを使用したため雨水の抜けも良く屋根全体も湿気等は有りませんでした。
 今回も屋根塗装はエスケー化研株式会社の遮熱塗料クールタイトシリコン/CLR-110黒色で塗りかえます。これは太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。またこの塗料はさいたま市より補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
 さいたま市の補助金は予算が決まっており、先着順の支給になります。K様が必要書類を提出した直後に締め切りになりましたが、さいたま市から書類の受領の通知が来たのでホッとしました。
 鼻隠も良好でジョイント部分も隙間等は発生しておらずしっかりとしていました。そのためケイ酸カルシウム板製の軒天も真っ白で染み一つ無く、内部にも湿気が有る様には見受けられませんでした。軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ/艶消し白色で塗りかえます。
 鼻隠と外壁はモルタル製で22年前にひび割れの補修をしましたが今回はひび割れもチョーキングも見当たりませんでした。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。外壁の撥水力もしっかりしていて汚れも目立ちませんでした。窓周りのシーリングも良好です。
 鼻隠と外壁はエスケー化研株式会社のセラミシリコン/SR-403ベージュで塗りかえます。
 雨戸や霧除などの鉄部や樋も変色などが少なくとても良好な状態を保っていました。この部分は同社のクリーンマイルドシリコン/15-20B濃い茶色で塗りかえます。
 ベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水床も庇が有るせいかほとんど傷みは見られませんでした。
ここは東日本塗料株式会社のAUコートで塗りかえます。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
 元々しっかりした造りの上に10年周期でシーベースによる塗装工事をされて来たため全体的に非常に良好な状態を保っていました。
これだけ良好な状態ですと塗装工事はまだ5年位先でも良いのですが虫歯と同じで傷んでから治療するよりも傷まない様にケアする方がずっと歯の寿命が延びる様にお住まいにも同じ事が言えます。
 16日の初日は足場の設置でした。快晴で穏やかな天気、青空が広がる中で気持ちの良いスタートです。とても12月とは思えない陽気です。約4時間できれいに組み上がりました。水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら慎重に丁寧に作業を行いました。資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ましたので、ご近所の皆様、煩くなりまして大変ご迷惑をお掛けしました。
 昨日も高圧洗浄を行ったためコンプレッサーの音が響き煩さくなりました。どうぞご勘弁下さい。これからは足場の解体まで静かな作業になります。
 高圧洗浄はクリーニングとは違い、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
 本日は外壁塗装のための養生を行いました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。せっかく貼っても塗装後に剥がしてしまうので無駄な作業の様にも、また簡単な様にも見えますが非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓も全て覆うために風通しも悪くなり、かなり圧迫感がありますが少々ご勘弁下さい。風通しも悪くなりますが、エアコンや換気扇は使用可能です。
 K様もこの作業をご覧になっておられたとの事です。今回で4回目という余裕でしょうか、「随分と丁寧に時間を掛けてやるものなのですね・・・」と、おっしゃっていました。そうなのです。養生の工程はとても手間が掛かるのです。美しく、長持ちする様に仕上げるための大切な工程なのです。
 このところ天気は良いのですが急に寒くなって来ました。つい先月までは暑い日も有ったのに、この2.3日はがっちり霜が降りているのは驚きです。昨日と今朝は氷が張っていました。
 気温が低すぎたり、屋根などに霜が降りたりして湿ってしまうと塗料の接着が甘くなるので気温や湿度、結露など、細心の注意を払って丁寧に作業を進めますので若干工期が延びる可能性が有りますが、どうぞご了承をお願いします。ちなみに工期が延びたからと言って費用が嵩むご心配は有りません。
※ 12月16日の着工から本日18日までの作業内容と工事内容をまとめました。