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さいたま市大宮区のN邸でタスペーサーの装着や屋根塗装が完了し、外壁塗装のための養生と屋根塗装や軒天塗装が完了し、外壁塗装に着手しました。
養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。せっかく貼っても塗装後に剥がしてしまうので無駄な作業の様にも、また簡単な様にも見えますが非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。
屋根にはタスペーサーの装着が完了し、エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン/CLR-103ココナッツブラウンで中塗と上塗が完了しました。
施工前は変色が著しく、もしかすると水性塗料が使用されていた可能性も有ったのですが溶剤系塗料で仕上げる事が出来ました。深い茶色でとても美しい仕上がりです。
クールタイトシリコンは遮熱塗料で太陽光の反射率が高いため、屋根材へのダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温を下げてくれます。色にもよりますが黒色や濃い茶色の場合は50~40%、白色や明るいブルー等の場合は80%以上の反射率が有りますので通常の塗料と比較すると性能の良さが分ります。
CLR-103ココナッツブラウンの太陽光の反射率は40%から50%になります。
横樋と破風・鼻隠は目荒らしをして同社の溶剤系クリーンマイルドシリコン/15-20B濃い茶色で塗装が完了しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程を丁寧にきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ/艶消し白色で軒天塗装の1層目と2層目が完了しました。
南側の軒天はやや歪んで垂れ下がっていたため、内部に接着剤を入れてポールで下から固定して接着しました。
艶消し白色は光を乱反射するので真っ白に見えます。そのためお住まい全体がとても明るくなりました。
同社のパーフェクトシーラーで下塗を行いました。シーラーには傷んだ箇所に良く染み込んで補強をし、微細なひび割れも塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
その後、パーフェクトトップ/ND-372茶系ベージュで中塗が途中まで進捗しました。
やや風が有ったものの湿度は低く天候も良いので絶好の塗装日和でした。とても順調に作業が進捗しています。