さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市南区、T様邸の外壁塗装で、ベランダ防水トップコートが完了しました。ケレンをして表面をきれいにし、プライマー(接着剤)を塗装します。防水トップコートの中塗、上塗と合計3層で仕上がりです。めったにグリーン色は使わないのですが、奥様のご希望でグリーンになりました。
　昨日、雨戸塗装は1ケ所が残りました。ここはフラワーBOXが邪魔をして吹付塗装の出来なかった箇所です。ローラーとハケで丁寧に仕上げました。
　フラワーBOXや玄関の明かりカバーの鋳物部分は普通は塗装しません。塗膜剥離を起こしやすいからです。しかし今回は施主のご希望で、それでも良いから塗って欲しいとの事です。出来る限り剥離を起こさぬ様、目荒らしを丁寧に行いました。
　目荒らしというのは、サンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
　表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
　逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。
　シーベスではこの様な隠れた目に見えない作業も丁寧に施工するので美しく仕上がり長持ちするのです。
　目荒らし後は特殊な接着剤を塗装しました。これにより鋳物と仕上塗料の接着が良くなります。
　その他、霧除塗装、笠木塗装も同様に目荒らしをして塗り替えました。