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さいたま市南区、S様邸の外壁塗装と屋根塗装、ベランダ防水が着工しました。雨の中での足場設置です。
約6時間で組み終わりました。敷地と外壁の間隔が狭く、設置には大分苦労しましたが無事組み終わりました。
水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら組んで行くので真っ直ぐに、とてもきれいに組み上がります。
資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ました。ご近所には大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。明日も高圧洗浄でうるさい日が続きますがどうぞご勘弁下さい。宜しくお願いします。
主な工事内容は外壁塗装と屋根塗装、ベランダ防水トップコート、コーキングの打替です。
屋根はセメント瓦です。セメント瓦はスレート屋根と異なり特に注意が必要です。と、言うのはフッ素加工している物や顔料を含有している場合は塗装に不向きだからです。
図面に使用瓦の名称やメーカーが書いて有るので、必ずメーカーに照会して確認を取ります。今回は標準的なセメント瓦でした。このタイプは塗装しないと脆く崩れやすくなるタイプなので塗装が必要です。エスケー化研株式会社の溶剤系ヤネフレッシュシリコンで塗装します。釘浮等きちんと補修します。
破風・鼻隠のジョイントには隙間が開いており、軒天に雨もり染みが出ています。この様な箇所は全て高耐候のシーリング材で塞ぎます。
外壁は2階が平板の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)なので、エスケー化研株式会社のセラミシリコンで、1階は意匠窯業系サイディングですので、日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリアで塗りかえます。
コーキングは殆ど全ての箇所が劣化して剥離したりひび割れたりしてそこから雨水が侵入しています。一般の皆様で気付かれる方は少ないと思いますが、とても重要なポイントです。雨が染み込むと外壁が反ったり、内部の木が腐ったり、湿った木にシロアリが発生したり等、大きなリスクです。コーキングは侮れません。この部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替ます。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)で、基材の痛みは少ないので表面のトップコートのみ塗り替えます。
雨の中、資材が滑り易いので慎重に作業を行いました。職人さん達、お疲れ様でした。