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さいたま市北区のO様へ屋根塗装と外壁塗装、コーキングの打替とベランダ防水トップコートの見積説明に伺いました。ご夫婦お二人で熱心にお聞き頂き大変有難うございました。
先日現状調査で撮影した写真を元に屋根の状態、破風・鼻隠の隙間、軒天の雨染み、外壁の劣化やシーリングの不良、ベランダ防水の劣化状態などをご覧頂き、それに対して適切な補修方法や塗装の種類、工期等について詳しくご説明しました。
スレート屋根にはエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンをお勧めしました。これは遮熱塗料で地球温暖化対策に、さいたま市の補助金が支給される製品です。
遮熱塗装というのは、太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい塗料です。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。
破風・鼻隠やモールはジョイントに隙間が開いているのでしっかりシーリングを行います。塗料は樋や鉄部を含めてエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンをお勧めしました。
軒天は呼吸する材質なので日本ペイント株式会社のケンエースをお勧めしました。これは透湿性に優れた塗料です。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、コーキングは殆ど全ての箇所が劣化して剥離したりひび割れたりしてそこから雨水が侵入していましたる。
外壁は意匠性の物なので塗装方法は日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリア(透明な塗料)で現状デザインを生かす方法と、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップかエスケー化研株式会社のセラミシリコンで塗潰すか、または2種類の塗料でツートンカラーに塗り分ける3通りのご提案をしました。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水で、表面のトップコートが剥離しガラス繊維の露出が始まっていますが現時点ならまだトップコートのみで対応出来ます。
4社の合見積との事でした。充分に説明を聞き、優良な塗装業者をお選び頂きたいと思います。