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さいたま市西区、U様邸の外壁塗装、屋根塗装、コーキング打替とベランダ防水トップコートが6月17日に着工し、現在養生が途中まで進捗しました。
U様は4月に完工したお隣のK様からのご紹介です。K様、ご紹介を大変有難うございました。
築18年のお住まいです。屋根はスレート瓦で塗膜が無くなりかなりコケが生えていました。屋根板金の釘浮も発生しています。これを補修してエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで塗り替えます。この塗料は遮熱塗料(太陽光の反射率の高い塗料)なので僅かですが夏涼しくなります。またこの塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り、雨水の侵入痕が有り、軒天にもかなり雨染みが見られます。隙間をシーリング(コーキングで塞ぐ)し、破風・鼻隠はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで、軒天は日本ペイント株式会社の透湿性の高いケンエースで塗り替えます。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で何箇所か反り始めていました。これは雨水の侵入による湿気が原因です。コーキングも寿命を過ぎひび割れや穴開きが有りました。
外壁は模様がきれいなので日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリア(透明な塗料)で現状デザインを生かす様に塗り替えます。
コーキングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替ます。
ベランダ防水はFRP(繊維強化プラスチック)で、ややトップコートが荒れていましたが基材の劣化は少ない様なのでトップコートのみ行います。
6月18日に高圧洗浄を行い、翌日は乾燥のため空けました。その後、養生を行っているのですが天気予報より状況が悪化したため、まだ途中までの進捗です。
養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。そのため、雨で湿っているとテープがくっ付かないため作業が出来ません。
シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓廻り等もビニールで塞いでしまうため、暫く風通しも悪くなり鬱陶しくなりますがご容赦下さい。
※ 6月17日から昨日までの施工内容をまとめました。