さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区、I様邸で屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートが29日に着工しました。梅雨が明けて絶好のタイミングになりました。
　静かな環境の住宅地で築２５年のお住まいで沢山の花や木々がとても美しい大きなお住まいです。今回が2回目の塗装になります。
　29日は足場を設置しました。大きなお住まいなので約7時間掛かりましたが、しっかりと組み上がりました。
　翌30日は高圧洗浄を行いました。高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。
　しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
いつもの様に樋の中もきれいに掃除しました。普段はまったく見えない箇所ですが、意外とゴミや枯葉等が溜まっていて詰りの原因になりますので、シーベースでは必ず清掃します。
主な工事内容は以下の通りです。
　屋根は厚形スレートで、棟や降り棟の板金の釘浮やスレート瓦のひび割れ等を補修し、エスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで塗り替えます。遮熱塗料なので僅かですが夏涼しくなります。またこの塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
　天窓部分はガラスと枠のシーリングが劣化しているのでコーキングで打替え、雨水が入らぬ様にします。
　破風・鼻隠は隙間を補修しエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗り替えを行います。
　軒天は日本ペイント株式会社の透湿性の高いケンエースで塗り替えを行います。
　外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)でチョーキングが発生していました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言います。塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク（白墨）の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事をチョーキングと言います。
　ALC外壁はチョーキングが酷くなると劣化が進み、雨水を吸ったり乾いたりを繰り返していると元の粉に戻ってしまいます。ALC内部の補強用網も錆てしまい、強度が大きく低下してしまうので注意が必要です。
　ひび割れ等を補修し、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで塗り替えます。
　ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水は基材に問題は無いのでトップコートのみ塗り替えを行います。
　暫くご不便をお掛けします。宜しくお願いします。