さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市浦和区のI様と屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートとコーキング打替の契約を結びました。大変有難うございました。現状調査に伺い、見積説明が終わると即決でご発注下さいました。
　I様は2年前にご近所で塗装工事をさせて頂いたT様や５年近く前に塗装工事をしたM様のご近所様です。随分前の事でしたが、よく覚えていて下さったととても嬉しくなりました。また、M様邸の外壁が５年近く前の塗装工事にも拘らず未だに美しく保たれている事に驚いたとの事です。T様の勧めも有りとんとん拍子で契約に至りました。T様、M様大変有難うございました。
　静かな環境の良い住宅地で築1４年のお住まいで、主な工事内容は以下の通りです。
　屋根はスレート瓦で屋根板金はかなり釘浮が有りました。瓦の塗膜は劣化し撥水性は低下して瓦のひび割れが有りました。釘浮補修と釘頭留を行い、瓦のひび割れ補修をした後エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンで塗り替えます。この塗料は遮熱タイプなので地球温暖化対策としてさいたま市から補助金が受けられます。
　遮熱塗料は太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。
　破風・鼻隠やモールには隙間が有り雨水が侵入した事で軒天には雨染みが有りました。隙間補修後にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで、軒天は日本ペイント株式会社の透湿性の高いケンエースで塗り替えます。
　1階外壁と2階外壁の間にモールが有りますが上部分から雨水が侵入しているためシーリングを行います。
　外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、塗膜はかなり弱り雨を弾かなくなっていました。
　窯業系サイディングボードは微細な木片や繊維と石膏やセメント、接着剤を混ぜて圧力を掛け固めたものです。表面は塗装されていますが側面や裏側は無塗装の状態なので雨水の侵入と乾燥を繰り返していると元の粉に戻ってしまうので定期的なメンテナンスは欠かせません。
　2階部分は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで、1階部分は同様にするか、デザインの凝った物で模様がきれいなので同社のUVプロテクトクリア(透明な塗料)で塗り替えます。
　外壁の厚みがあまり無いためにコーキング材の充填量も少ない様です。コーキングも劣化し剥離やひび割れが発生し雨水の侵入が侵入していました。こうなると内部の木部も腐る危険が有ります。
　コーキングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替を行います。
　ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水はトップコートが傷んでいましたので、塗り替えを行います。
　着工は約1カ月後になります。どうぞ宜しくお願いします。