最新の投稿
さいたま市岩槻区のN様へ屋上防水と外壁塗装の見積説明に伺いました。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
N様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事でした。よくぞ見つけて下さったと、とても嬉しく思いました。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在までグーグル等で検索すると絶えずトップページに表示されています。しかも「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等のキーワードだと、この1年は常にトップか2位に表示されます。とても有難い事です。
築15年のとても洒落たデザインで色調はモノトーンお住まいです。屋上はFRP(繊維強化プラスチック)防水とシート防水でした。
屋上の笠木にはジョイントに隙間が有るので雨が漏っています。これ等はしっかりとシーリングが必要になります。
FRP防水部分は何か所かトップコートがひび割れや剥離していた他、2か所大きく膨れ上がっていました。おそらく施工時に湿気が有るうちに塗ってしまい湿気が気化して膨れてしまったのだと思います。また厚みも厚すぎ、不均一な施工になっていました。一旦膨れ部分を撤去しケレンして均した後に日本特殊塗料(株) プルーフロンGRトップ遮熱でトップコートの塗り替えをお勧めしました。これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため建物内部に熱さが溜まりにくい塗料です。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。またこの塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
シート防水部分はジョイントの接着が悪くなって剥離が見られました。この部分は既存のシートを撤去せずに残すカバー工法で絶縁シートを使ったウレタン塗膜防水をお勧めしました。
またこの屋上には明り取りが2か所有るのですがガラスとアルミ枠の取合パッキンがかなり劣化しているのでシーリングをお勧めしました。
外壁は珍しく外側がガルバリウム鋼板のスパンドレル、内側が同素材の平板仕様になっていました。
ガルバリウムはよくメンテナンスフリーとか錆びない等と言われますがそれは大きな間違えです。
ガルバリウム鋼板と言うのはアルミニウムと亜鉛、ケイ素を混合した物を鉄板にメッキした物です。
そのため僅かな傷でメッキが剥げた箇所や鋼板の切り口は錆びが発生しやすく、放置するとどんどん錆びて穴が開いてしまいます。ですから定期的なメンテナンスは欠かせません。
N様邸もやはり何か所か錆が発生していました。本来メンテナンスをしやすい様に外壁と水切の取合部分等はスペースが必要なのですが、それが殆ど無いために塗装しづらい構造になっていました。
外壁はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで現状の様にツートンカラーで塗り直し、窓回りやフード等の取合部分をオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでシーリングをやり直す様にお勧めしました。
何社か合見積を取られているとの事でした。安い・・・という事にとらわれず、ぜひ優良な塗装業者をお選び下さい。