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2020/6/3 (水)
さいたま市南区のN様から外壁塗装と屋上防水の見積依

さいたま市南区のN様から外壁塗装と屋上防水の見積依頼    さいたま市南区のN様から外壁塗装と屋上防水の見積依頼

 

 さいたま市南区のN様から外壁塗装、屋上とベランダ防水の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
 早速現状調査に伺いました。住宅地の中で築18年、3階建てのお住まいでした。過去何度か雨もり補修をしたそうですが、直らないとの事です。
 屋上はシート防水でした。何か所か雨もり原因になる箇所を見つけることが出来ました。
 外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)でひび割れや穴あきも有り、かなり劣化が見られました。
 表面はチョーキングを起こしていました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言います。塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事をチョーキングと言います。
 ALCは軽石の様な素材なので塗装膜が無くなると雨水はどんどん内部へ侵入してしまいます。またALCの内部には補強のためのラス網(金属網)が入っているのですが雨水が侵入して錆びてしまうと外壁そのものの強度も低下してしまうので注意が必要です。
 また雨水の侵入と乾燥を繰り返す事で徐々にも脆くなって崩れやすくなるのでこれにも気を付ける必要が有ります。
 雨もりの改善に幾つかご提案出来ると思います。過去の工事では幸い直らなかった雨もりは在りません。
 見積の作成に10日間前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。