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上尾市のK様邸で外壁塗装後のコーキング打替と打増が完了しました。21日、日曜日の事です。日曜日は本来お休みなのですが、もう一息で塗装工程も防水工程も完了しそうでしたのでお客様と相談の上、出勤させて頂きました。
当初の天気予報では翌月曜日も曇り時々晴れマークでしたので、月曜日で完了予定でしたが残念ながら雨・・・、そして本日も雨で足踏み状態です。足場の解体も本日予定していたのですが、これも延期しました。雨は塗装業者泣かせです。
コーキングの打替は次の様に行いました。
1. 撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2. 清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープです。コーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合ボンドブレーカーは入れません。
今回はジョイントハットに元々コーキングを弾くビニールが貼られていたためボンドブレーカーの使用は僅かでした。
4.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
5.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がします。
軒天と外壁との取合やサッシ周り、入隅等のコーキング打増も完了しました。使用したコーキング材はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。今回は外壁がツートンカラーなのでコーキング材も2色用意しました。品質もよく、色数が揃っているので、外壁塗装色に合わせる事が出来ました。
その他ベランダの防水トップコートも途中まで進捗しました。
※ 6月21日の施工内容をまとめました。