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蓮田市のI様邸で外壁塗装やコーキングの打替、ベランダ防水トップコート等、塗装と防水の工程が完了しました。
18日からは外壁の付帯部分と1階の外壁塗装を並行して行い、19日からはコーキング打替の工程に入りました。
1階外壁は模様がきれいなのでその雰囲気を壊さぬ様に透明な塗料、日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリアを使用しました。
チョーキングで白茶けていたサイディングに塗料が浸透し色彩が蘇って来ました。艶も戻って新築時の外壁の様になりました。
付帯部分の破風・鼻隠・モール、樋、シャッターボックス、水切等は目荒らしをした後エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで中塗と上塗が完了しました。これ等の部位は部位ごとに色彩を変えました。シャッターボックス以外は施工前に色彩がぼやっとしていてしまりが無い感じでしたが濃い茶色で統一したことでお住まいのイメージが引き締まりました。シャッターボックスはサッシの色と統一しました。
コーキング打替は次の工程で行いました。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
4.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープでコーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くのでこの場合、ボンドブレーカーは入れません。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がします。
使用したコーキング材はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。品質もよく、色数が揃っているので、外壁塗装色に合わせる事が出来ました。
外壁が2種類の窯業系サイディングで色彩も異なるのでコーキングの色も当然2種類になりました。1.2階とも違和感なく美しく打替が完了しました。
その他ベランダのFRP防水トップコートも塗り替えました。ライトグレーに塗り替えられ鮮やかに輝いています。
いよいよ残る工程は足場の解体のみです。とても楽しみです。
※8月18日から本日21日までの作業内容をまとめました。