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さいたま市緑区のE様邸で外壁塗装は上塗が完了し、付帯部分の塗装に着手しました。
外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトシーラーで下塗をした後、同社のパーフェクトトップND-401グレーで凹部分の中塗を2層行い、更に凸部を同塗料のND-400 ライトグレーで塗装して外壁に目地色やグラデーションを付けました。
通常の塗装は3層仕上げなのですが、今回は4層仕上げになります。単色では、のっぺりとした感じになってしまうので、こうする事で立体感や高級感が出ました。
中塗迄は普通のローラーを使用し、上塗は毛足の短い物を使って凹凸の凸部分だけ塗装して、この様な模様を作ります。
この施工は腕の良い職人やらないと目も当てられない様な状況になってしまいます。色の選び方も失敗すると笑ってしまう様な出来損ないになってしまいます。今回もお客様と何度か色の組み合わせのご相談をして決定しました。中塗と上塗の色彩のコントラストが強いと安っぽくなってしまい、弱いと斑が汚らしくなってしまいます。
上塗が終わった外壁を、思っていた以上にきれいな仕上がりだとお客様も喜んで下さりほっとしました。
その他、破風・鼻隠と横樋は目荒らしと中塗に着手しました。目荒らしというのは紙やすりや固いナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
本日は塗装の乾き待ちのために1日空けさせて頂きます。宜しくお願いします。
※ 9月8日の作業内容をまとめました。