さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市桜区、Nアパートで昨日から屋上防水シートの撤去を行っています。古いポリエチレン防水シートは昨年末に突然亀裂が入り、ビリビリに破けてしまいました。そのシートの撤去を行っています。
　シートの下には断熱材が敷き詰められています。それを固定するアンカーを残してシートをカットしなければならないため非常に手間が掛かります。全てのアンカーが緩んでしまっているためそのままでは長持ちしないので一つ一つボルトの締め直しをしています。これも大変な手間が掛かります。
　ポリエチレン防水シートを剥がしていくと驚いた事に端の立ち上がり部分の下地が高さの中間位までしか入っておらず途中で切れていました。なんといい加減な工事をしていたのかと呆れてしまいました。この部分は下地を造らないといけません。
　この建物の天場はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)のため雨が降ると雨もりしてしまう危険が有るため時間との戦いになります。幸い長期予報を見るとあと数日間は雨は降らなそうですが油断は出来ません。
　一刻も早く既存シートを撤去して様々な補修を行い通気緩衝シートを張りたいと思います。
※ 1月7日の作業内容を纏めました。