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2021/1/28 (木)
さいたま市南区のN様へ外壁塗装と屋上防水の見積説明

さいたま市南区のN様から外壁塗装と屋上防水の見積依頼    さいたま市南区のN様から外壁塗装と屋上防水の見積依頼

 

 さいたま市南区のN様へ外壁塗装、屋上とベランダ防水の見積説明に伺いました。熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
 住宅地の中に建つ築18年、3階建てのお住まいでした。過去何度か雨もり補修をしたそうですが、直らないとの事です。
 屋上はシート防水でした。何か所か雨もり原因になる箇所を見つけることが出来ました。特に笠木内部にはシートが来ていないためここからも容易に雨が漏ってしまいます。屋上やベランダはカバー工法によるウレタン塗膜防水をお勧めしました。
 外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)でひび割れや穴あき、亀裂等も有り、かなり劣化が見られました。
 外壁のジョイント部分や基礎との取合、配管周り、窓周りのコーキングもひび割れが激しいため外壁からもかなり雨水が侵入していると思います。
 外壁の表面はチョーキングを起こしていました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言います。塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事をチョーキングと言います。
 ALCは軽石の様な素材なので塗装膜が無くなると雨水はどんどん内部へ侵入してしまいます。またALCの内部には補強のためのラス網(金属網)が入っているのですが雨水が侵入して錆びてしまうと外壁そのものの強度も低下してしまうので注意が必要です。
 また雨水の侵入と乾燥を繰り返す事で徐々にも脆くなって崩れやすくなるのでこれにも気を付ける必要が有ります。
 ひび割れや穴あき、亀裂等を全てコーキングでシーリングと接着をし、配管周り、窓周り、基礎との取合もコーキングを打ち直してから日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで塗り替えをお勧めしました。
 過去、他社の工事でとまらなかった雨もりもシーベースでしたら止められると思います。何社か見積を取られていると思いますが価格の安さに捕らわれず確かな施工をする優良な業者をお選び頂きたいと思います。宜しくお願いします。