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さいたま市大宮区、Y様邸の屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートの工事は順調なスタートを切りました。
13日には高圧洗浄を行いました。前日の足場設置に引き続き騒音が出まして、ご近所の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。
高圧洗浄は、きれいにする事が目的ではありません。コケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。高圧洗浄を終えると屋根瓦の塗膜は殆ど無くなっていました。
今回、劣化により欠損している箇所や外壁の隙間も有ったため高圧水が掛からぬ様に細心の注意を払いながら行いました。
いつもの様に樋の中もきれいに掃除しました。普段はまったく見えない箇所ですが、意外とゴミや枯葉等が溜まっていて詰りの原因になりますので、シーベースでは必ず清掃します。
作業は屋根から開始しました。屋根の棟鈑金にはあちこち釘浮が有りました。ハンマーで打ち込み、コーキングで頭留をしましたので再び浮いて来る心配はご無用です。
棟鈑金の頂部のジョイント部分もシーリングの劣化が激しかったのでコーキングて打ち直しました。この部分は雨水が侵入しやすい箇所です。
屋根瓦には、ひび割れが発生している箇所が有りました。これもコーキングで接着して補修しました。
屋根瓦が大きく欠損している箇所が有りました。スレート製の瓦を欠損部分に合わせてカットして差し込み、接着して補修しました。
その後、屋根はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
エスケー化研株式会社のクールタイトシリコン/CLR-103 ココナツブラウンで中塗が途中まで進捗しました。
その他、塩化ビニール製配管の取付金物の錆をケレンして落し、錆止塗装は完了しました。
※ 2月13日から昨日16日までの作業内容をまとめました。