さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市南区のN様邸で外壁塗装前の下地処理が完了しました。外壁のジョイント部分やサッシ廻り、配管周り、基礎と外壁との取合部分、ひび割れや隙間の補修等が完了しました。
　雨もりを補修するためには屋上やベランダ等の防水だけでなく、外壁にできた様々な不具合を潰す必要が有ります。
　外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)でかなりの不良個所が有り、その補修だけでもかなりの手間が掛かりました。
　外壁のジョイント部分は縦横両方行いました。不良塗膜を撤去しプライマー(接着剤)を塗り、コーキングを充填し、ヘラで均して完了です。
　サッシ廻りも同様の工程ですが一部コーキングの劣化が激しく撤去可能な箇所は全て撤去して打替を行いました。
　配管周りは外壁との隙間が多く、外壁の劣化も激しいため全て通常の２倍位の量を充填して塞ぎました。
　基礎と外壁との取合部分は本来基礎が外壁より引っ込んでいるべき所、出っ張っている上、シーリングが接着していなかったため雨漏りしていました。
　この部分の不良コーキングも全て撤去して通常の３倍程度の量を打替ました。と、言うのは外壁自体が脆くなっているため地震等が有れば外壁が砕けてまた隙間が空いてしまうのをコーキングをたっぷりと打つ事によって脆くなった外壁を保護したいからです。ひび割れや欠損部分もコーキングをたっぷりと充填して接着しました。
　使用したコーキングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。柔らかく高性能なので長持ちします。
　直ぐに外壁塗装を行うとコーキングの上の塗装膜が割れやすくなるため十分な乾燥時間を取りたいとおもいます。
※ ３月４日から昨日６日までの作業内容を纏めました。