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さいたま市北区、O様邸で外壁塗装と屋根塗装、ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水トップコートが着工しました。静かな新興住宅地に建つ築12年のお住まいで初めての塗装です。
一昨日は足場の設置を行い昨日は高圧洗浄を行いました。2日連続で騒音が出ましてご近所の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。
主な工事内容は次の通りです。
屋根はスレート瓦で棟板金の釘浮きや瓦のひび割れ補修を行いエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン CLR-142 フォレストグリーンで塗り替えます。
これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。また、この塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
破風・鼻隠の隙間はコーキングで補修し同社のクリーンマイルドシリコン 白に近いライトグレーで、軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ 艶消し白色で塗り替えます。
外壁は2種類のALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)パネルで撥水性が低下しひび割れや溶解箇所が有りました。
これ等を補修して日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでツートンカラーに塗り替えます。
外壁のメインの部分はND-503 とても薄いクリーム色に、アクセントの部分はND-282 ややくすんだクチナシ色になります。
ベランダFRP防水トップコートはやや傷みが見えましたのでライトグレーで塗り替えを行います。
高圧洗浄を行うと屋根も外壁も劣化により基材に水が大分染み込んでいましたので念のために本日と明日は乾燥させます。次の工程は外壁のジョイントや窓周りのコーキング打増なのですが不完全な乾き状態でコーキングを打つと接着不良を起こして長持ちしないからです。
シーベースではただ美しい仕上がりになるだけでなく耐久性も重視しています。そのため温度管理や湿度管理にも拘って作業を進めて行きます。
※ 4月19日と20日の作業内容をまとめました。