さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市南区、Y病院で外壁塗装と目地コーキングを行っています。タイル自体は地震や大きな歪による割れ、下地との浮き等を除けば経年による劣化は殆ど有りませんが、モルタル目地部分は酸性雨や凍害等の影響で徐々に劣化が進行し目地部への雨水の吸水の影響は大きく、表面だけでなく内部まで雨水が浸入して中性化やエフロレッセンス等の劣化現象を引き起こします。最悪コンクリートやALCの劣化やタイルの剥落等の原因にもなって来ます。　
　そこで外壁のタイル目地防水が必要になります。今回使用しているのはエスケー化研株式会社のタイルセラクリーンです。浸透性に優れた特殊シラン化合物を主成分とした弱溶剤形のセラミック浸透性吸水防止材です。モルタル目地部の内部に深く浸透し、強固なセラミック吸水防止層を形成します。
　耐久性に優れ、長い期間雨水の浸入を防ぎ、陶磁器タイル表面、モルタル目地部および躯体の劣化を防止します。
　塗装班は工事の進捗上、塔屋と３階ルーフバルコニーのドアの面、駐車場面と南東面を先行して外壁塗装を進めています。この面は中塗と上塗が完了しました。
　その他、塔屋庇の軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗装が完了し、鉄扉は錆止め塗装と仕上げ塗装が途中まで進捗しました。
　シーリング班は外壁の伸縮目地のコーキング打替やサッシ廻り、水切との取合、ドア周りの打替をおこなっており、塔屋とルーフバルコニー面の打替が完了しました。
　天候が不安定なので慎重に作業を進めています。
※ ５月１５日から昨日１７日までの作業内容をまとめました。

す。