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さいたま市北区、Nビルでタイル外壁の補修と防水工事を並行して作業しています。
タイル班
タイルの接着不良部分は打診検査とマーキング行いました。棒の先に小さな鉄玉の付いた打診用のハンマーで軽くタイル外壁をなぞると音の変化を感じます。 固く響く箇所はタイルが下地に接着しており、スカスカと軽い音のする箇所は下地からタイルが離れているため剥離などの危険が有ります。こうして危険個所を洗い出す作業が打診検査です。割れや欠損部分も全て洗い出しました。
これ等の部分はサンダー等を使用してカットと斫りを行いました。埃が周囲へ飛散しない様に集塵機と大きな塵取りを使用します。下地を補修して強力な接着剤を塗りタイル張りに着手しました。
防水班
屋上の不良防水層の撤去は途中まで進捗しました。ウレタン防水層だけでなくその下のモルタル層も溶けてしまってボロボロになっていました。これからの補修はかなり手こづりそうです。
塔屋には元々なければいけない立ち上がり防水が有りませんでした。そのため簡単に雨もりしてしまいます。平場との取合部分をかなり厚めにシーリングを行いました。
塔屋笠木のジョイントからも雨水が侵入しているため、この部分もシーリングを行いました。
塔屋のドレン周りもきちんと防水処理がされていませんでした。そのためここからもかなりの雨が入っている模様でした。この部分はウレタン防水をし直しました。その他、塔屋の平場にはプライマーの塗布が完了しました。
※ 11月10日から13日までの作業内容をまとめました。