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上尾市のT様邸で外壁塗装後の縦目地コーキング打替は1階部分も終わり全て完了し、付帯部分の塗装も進捗中です。12日は日曜日なので本来お休みなのですが、進捗状況が半端なためお客様と相談の上、出勤させて頂きました。
コーキング打替は以下の様に行いました。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.ボンドブレーカー貼り
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープです。コーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合ボンドブレーカーは入れません。
4.テープ養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
5.プライマー塗布
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がします。
1階2階の外壁は色彩が異なるためコーキングも2種類使いました。使用したのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。品質もよく、色数も揃っているので今回もとてもきれいに仕上がりました。
その他、破風・鼻隠と横樋やモール、換気フード、霧除も目荒らしエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/黒色で、中塗と上塗が完了しました。
いよいよ最終段階に入りました。もう一息です。
※ 12月12日から作日14日までの作業内容をまとめました。