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2022/2/19 (土)
さいたま市南区のK様より屋根塗装と外壁塗装の見積依

さいたま市南区のK様より屋根塗装と外壁塗装の見積依頼    さいたま市南区のK様より屋根塗装と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市南区のK様より屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
 K様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約6年間位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。検索順位が上がる仕組みはよく分かりませんが、真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
 うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
 早速現状調査に伺いました。住宅地に建つ築13年のお住まいでした。
 屋根はスレート瓦で塗膜が劣化し撥水力が弱くなっていました。屋根の棟板金はかなり釘浮きが見られ、今にも抜け落ちそうな釘が何本も見受けられました。下の方のスレート瓦は層間剥離が始まっていて早めの補修が必要だと感じました。
 層間剥離というのは何重にも重なっている層が分離して膨らんでしまった状態の事です。これはとても厄介でどんどん脆く割れが進んでいきます。シーベースの技術力ならば塗装でも可能ですが、時期を逸すると葺替が必要になり多額の費用が発生してしまいます。
 破風・鼻隠やモールはセメント板でジョイント部分は隙間が空いており、雨水が侵入している模様です。軒天と外壁の取合にも隙間が有りました。
 外壁は窯業系(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)のデザインの美しい意匠サイディングでした。
 湿気の影響で一部変形や、釘留め周りのひび割れが目立ちました。撥水性も落ちており北側は緑色の苔で変色が見られました。
 コーキングは固く痩せており、所々穴が開いており限界が来ていると思います。ここからも雨水は侵入していました。
 バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は、下地のジョイント部分の処理が悪かったのか盛り上がったスジが見えました。歩行を繰り返すうちにトップコートやFRPが割れてしまう場合が有ります。FRP自体は隅々まで踏んでみましたが異常が有りませんでしたがトップコートはチョーキングを起こしていて限界に来ていました。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。
 シャッターボックスや水切には錆も無く比較的良好でしたが塗装膜はやや傷んでいました。樋はジョイント部分から雨漏りが見られました。全体的に早めにメンテナンスをされた方が良いと感じました。
 見積作成に2週間程頂きたいと思います。宜しくお願いします。