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昨年夏に施工させて頂いた上尾市のI様よりご実家の外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水の見積ご依頼を頂きました。その節は大変有難うございました。
シーベースは同業他社と比較するとリピーターやご紹介がとても多いのでとても有難い事でお客様には大変感謝しています。
見積書が完成しましたのでご説明に伺いました。静かな環境の良い住宅地で築22年のお住まいで2回目の塗装工事です。延床面積が167㎡と大きく、さいたま市内の建売住宅と比べると1.5倍以上の大きさです。
屋根は陶器瓦で塗装の必要は無いのですが瓦を留めているビスに緩みが有り何本か浮いてきているので締め直す必要が有る旨お話ししました。
破風・鼻隠のジョイントは僅かに隙間が有り多少雨水が侵入している模様です。隙間を補修してエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
軒天は僅かに染み痕が見られました。ここも隙間を補修してから日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗りかえをお勧めしました。
外壁は2階部分が濃いクチナシ色のパネルで、1階部分は窯業系 (セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物) の赤紫色の意匠サイディングでした。
2階部分は同社のパーフェクトトップで、意匠サイディング部分はUVプロテクトクリヤーでの塗りかえをお勧めしました。
モール部分は雨水を吸って乾いてを繰り返したためか脆くなっており、塗装膜の剥離も見られました。ケレンして脆くなってた部分を落とし、下塗材を吸わせて固めてからクリーンマイルドシリコンでの塗装をお勧めしました。
コーキングは全体的には比較的良い状態でした何か所かひび割れや穴開きが見られ固くなっており寿命が来ていましたのでオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
樋や雨戸、水切の塗装も僅かな劣化が見られました。これ等の箇所はクリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
バルコニーはFRP(繊維強化プラスチック)防水床になっており、隅々まで踏んでみましたが基材の異常は有りませんでした。ところが厄介なことにトップコートが接着しておらずボロボロに剥離している状態でした。
これは一旦剥離しかけている塗膜も含めケレンして不良部分を落としてから東日本塗料株式会社のAUコートでの塗りかえをお勧めしました。不良部分を落とす作業はとても手間が掛かります。無理に擦るとFRPそのものを痛めてしまうからです。
お住まいの劣化状態は良い方です。直ぐにやらなければいけない状態では無い旨もお話ししました。
必要な時はいつでもご連絡をお待ちしています。