さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市緑区のY様へ外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水の見積説明に伺いました。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
　Y様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約６年間位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市　塗装」や「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。検索順位が上がる仕組みはよく分かりませんが、真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
　うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
　静かで落ち着いた住宅地に建つ築１９年で２階建て、ハウスメーカーA社の物件で初めての塗装工事です。
　屋根は陶器瓦なので塗装は無いのですが、何とケラバの瓦が落ちて割れていました。野地板の縁に取り付けられた材木が腐って落ちてしまった様です。
　陶器瓦は製造メーカーが沢山有り似た形状でも微妙にサイズや形が違うため図面で確認するのですがこちらの図面にはただ洋瓦との記載しかなくメーカー名も製品名も無いためハウスメーカーへご依頼頂いた方が良いとお話ししました。
　破風・鼻隠はセメント板で何か所かひび割れておりジョイント部分は隙間が空いていて雨水が侵入している模様です。
　ひび割れや隙間を補修してエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗りかえをお勧めしました。
　軒天はケイ酸カルシウム板で外壁との取合に隙間が有りここからも雨水が侵入していると思います。この部分もシーリングして、日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗りかえをお勧めしました。
　外壁は窯業系の意匠サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成しプリントした物)でした。塗膜はかなり弱って雨を弾かなくなっており、北側は苔で緑色に変色していました。また日焼けして変色している箇所も有りました。ひび割れ箇所や変形も見受けられました。
　日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリヤーで現状の模様を生かした塗装をお勧めしました。
　コーキングは固く痩せており、所々穴が開いており限界が来ており、ここからも雨水が侵入していましたのでオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
　バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は、隅々まで踏んでみましたが異常が有りませんでした。トップコートは劣化が見られました。FRP自体は水や光に弱いためそれを保護するのがトップコートです。
　人工芝を敷いていたので敷かない方が良い旨お話ししました。人工芝で湿気が溜まりFRPを痛めてしまうからです。
　シャッターボックスや水切には錆も無く比較的良好でしたが塗装膜はやや傷んでいました。樋はジョイント部分から雨漏りが見られました。
　これ等の部分は不良個所を補修してエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
　一刻も早くメンテナンスをされた方が良いと感じましたので見積作成も急ぎました。それでも慌てずに安いという事に惑わされずきちんと下地処理や補修を行う優良な塗装業者をお選び頂きたいと思います。宜しくお願いします。