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さいたま市西区、S様邸では、高圧洗浄が終わり、外壁塗装は下塗が完了し、付帯部分の補修や塗装が順調に進捗しています。
高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや汚れ、痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。今回屋根は焼き瓦なので塗装しませんが長年の汚れが有りましたのできれいに洗浄しました。
外壁塗装用の養生も完了しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。鬱陶しいと思いますが、暫くご辛抱をお願いします。養生は簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事を丁寧に行っているからです。
外壁はモルタルで元々アイカ工業株式会社のジョリパットで吹付塗装がされており、ごつごつした巣穴の多い仕上がりでした。
ジョリパットの専用シーラーで下塗が完了しました。シーラーは外壁に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。 その後、ジョリパットフレッシュJQ-800BK 黒色で中塗が途中までの進捗です。
破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分は全て隙間が空いていましたのでシーリング(雨水が侵入し易い箇所をコーキングで隙間を塞ぐこと)を行いました。そして2階部分は横樋と一緒にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン 黒色で塗り替えが完了しました。
軒天はケイ酸カルシウム板で外壁との取合に隙間が有りましたのでここも同様にシーリングを行い、日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ 艶消し白色で中塗と上塗が完了しました。
※ 6月22日から本日28日までの作業内容をまとめました。