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さいたま市浦和区、I様邸の屋根塗装と外壁塗装は暑さ以外は順調に進捗中です。大屋根(2階の屋根)、下屋根(1階の屋根)共にエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトプライマーで下塗を行いました。この塗料には防錆顔料が含まれるためI様邸のトタン屋根にはぴったりで錆等の腐食にも強い性質が有り、この上に塗るクールタイトシリコンとの接着も良くなります。
クールタイトシリコン CLR-147スノーホワイトで中塗と上塗も完了しました。真っ白に塗り替えられて、下から見えないのが残念なくらいとてもきれいです。太陽光の反射率が80%以上有るので真夏にはいくらか楽になると思います。
破風・鼻隠と横樋は目荒らしをして同社のクリーンマイルドシリコン 濃い茶色で塗り替えが完了しました。こらちも輝きを取り戻しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
外壁には前回の塗装時に設備が取り付けて有ったため塗装されていなかった箇所が有りました。塗装されている箇所は凹凸が大きいのですが、この部分はフラットになっていたためマスチックローラーでパターンを付けました。マスチックローラーというのはローラーの目が粗く作られているため転がすと凹凸模様が出来ます。他の箇所と同じパターンにはなりませんが違和感は減ると思います。
その後、日本ペイント株式会社のペリアートUV/pa-06 オーチャードツリー専用下塗材で途中まで進捗しました。
※ 7月27日から昨日29日までの作業内容をまとめました。