さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市浦和区のT様へ屋根補修と外壁塗装、コーキング打替とバルコニーの防水の見積説明に伺いました。熱心なお聞き下さり大変有難うございました。
　T様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。ここ数年ネットからの見積ご依頼がとても増えています。有難い事です。
　シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約6年間位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市　塗装」や「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。検索順位を上げるのは大変な苦労が要る様ですが真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
　うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
　住宅地に立つ築２０年のお住まいで初めての塗装工事です。屋根は焼き瓦で塗装は必要有りませんが面土と漆喰が部分的に若干ひび割れ、剥がれ落ちていました。
　面土というのは瓦を葺いた場合にできる隙間を埋める土の事で、流れ落ちない様に表面は漆喰で固めています。漆喰が剥がれると雨が入り込んで中の面土が溶けて流れ落ちてしまい、瓦がズレてしまう事が有ります。ですが今の状態ならばわざわざ手を掛ける必要無さそうでした。
　外壁は窯業系の意匠サイディング(模様に意匠を凝らしたきれいな物)でやや変形し、経年劣化で色褪せが進んでいました。
　窯業系サイディングはセメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物です。そのため湿気により反り返りや割れが発生したり、角の部分は雨水を吸って乾いてを繰り返すうちに元の粉に戻って行きます。そのためかなり脆くなっている部分も見受けられました。
　外壁塗装は日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリヤーでの塗り替えをお勧めしました。
　UVプロテクトクリヤーは美しいデザインや色彩を生かすための透明な塗料で耐候性に優れ、紫外線吸収剤の働きで色あせも軽減します。また汚れに強く防藻・防かび性も備えた透湿性の塗料です。塗料が外壁に浸透するため褪せていた色彩も90％位蘇ります。
　コーキングは全滅で隙間やひび割れが発生していました。これは雨の侵入を防ぐ大事な生命線です。オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
　樋は変色やジョイントに隙間が見られ、シャッターボックスや水切も塗膜の劣化が見られました。これ等の部分はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
　厄介なのはバルコニーです。FRP(繊維強化プラスチック)防水床の上にワイヤーの入ったコンクリートタイルがビス留めされています。これは無くても良い物で、逆にこれが有るために湿気やゴミが溜まってFRPやバルコニーの外壁を痛めてしまいます。
　工事をする際は思い切って撤去処分をした方が良い旨ご説明し、東日本塗料株式会社のAUコートでの塗り替えをお勧めしました。これは駐車場等にも使用される防塵塗料でかなり丈夫です。
　他にも見積を取られていると思いますが、安いという事にとらわれずきちんとした施工をする優良な業者をお選び頂きたいと思います。