さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区、Y様邸の外壁塗装は日本ペイント株式会社のペリアート専用シーラーで下塗が完了し、上塗は吹付で北面、東面と南面の一部まで進捗しました。
　シーラーは外壁に染み込んで補強をし微細なひび割れも塞ぎます。仕上塗料との接着を良くする働きも有ります。今回はALCが劣化していたため十二分に染み込ませました。
　吹付塗装は専用のスプレーガンで行います。周囲に塗料が飛散しない様にビニールで覆い細心の注意を払いながら行いましたが、どうしても僅かな隙間から飛んでしまった様です。周囲に車両等が有る場合は念のためにビニールを掛けさせて頂きますようお願いをしました。
　使用したペリアートUV／pa-21 ナチュラルハニーは明るく可愛らしい色彩で完了した部分はまるで石の様に見え高級感が有ります。
　その他、吹付塗装が終わった面だけですが2階の横樋と鼻隠の目荒らしと塗装が完了しました。
　目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
　表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
　逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
使用したのはエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン／15-20B濃い茶色です。白茶けて変色していた部分も輝きを取り戻しました。
　それ以外の面は数日間乾燥させたいと思います。乾燥が不十分だと塗装膜の縮れや剥離等の不具合が発生し易くなるからです。
　長い期間窓をビニールで覆ってしまうとストレスになるので次回の吹付塗装まで１階の掃き出し窓はビニールを一旦撤去して窓の開け閉めを可能にしました。
　それにしてもこのところ冷え込みが強くなっています。あまり冷えると塗料の接着が悪くなるので慎重に作業を進めたいと思います。
※　１月１７日から１９日までの作業内容をまとめました。