さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

さいたま市北区、N様邸で屋根塗装と外壁塗装は順調に進捗しています。大屋根(２階の屋根)はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
下屋根は未だひび割れの補修や外壁塗装等で歩くため上塗はそれらが終わってから行います。
その後、エスケー化研株式会社の／クールタイトフッソ／CLR-109　ダークグリーンで中塗まで進捗しました。
軒天は現状の白色の部分を日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ／艶消し白色で塗装が完了しました。真っ白くなってお住まい全体が明るくなりました。
窓周りや入隅のシーリングも完了しました。シーリングというのは隙間や穴、ひび割れ等で雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。窓周りも家の歪みや以前打ったシーリング材が経年劣化して痩せてしまうため雨もりし易い箇所になります。シーリングの　完了後は２,３日乾燥させました。外壁塗装のための養生をする際にコーキングが乾いていないと出来ないからです。
シーリングは埃や剥し残しが有ると接着不良を起こすので汚れ等をきれいにし、プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。コーキング材と対象物の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗り、ゆっくり滑らかに、コーキング材を均一に充填します。ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除き、養生テープを剥がして完了です。使用したのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。
外壁のひび割れ部分は前回の業者が品質の悪いコーキング材を使用していたためブリードが発生していました。ブリードというのは、コーキング材の中に柔軟性与えるための添加物質が入っているのですが、それが雨水等によって溶解し表面ににじみ出る現象の事です。べたついて汚れが付着しやすくなりますので見た目も汚くなります。
このまま塗装するとこの箇所からは再び汚く滲み出て来るのでブリードオフプライマー(ブリードを中和させる接着剤)を刷り込みました。そしてシーラーの下塗が完了しました。
※ ５月３０日から６月６日までの作業内容をまとめました。