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さいたま市桜区、S様邸で屋根塗装と外壁塗装のための下地補修が完了しました。屋根は板金の釘浮補修・頭留やジョイントの隙間補修、スレート瓦のひび割れ補修が完了しました。
屋根の棟板金は釘で留められているのですが強風やお住まいの揺れや歪みで徐々に釘が浮いて来ます。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の杉材で出来た貫板に染み込み木を腐らせてしまいます。ハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留めてやります。こうするともう簡単には釘が浮いて来ません。
屋根のスレート瓦にはひび割れが発生していました。これも同様の原理で起こります。ひび割れを放置すると増々進行し、そこから割れて落下してしまう事も有るのでコーキングでヒビを埋めて接着しました。
外壁と軒天の隙間やサッシ周りと入り隅のシーリングも完了しました。シーリングというのは経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
外壁のひび割れや層間剥離を起こしている部分はパテとコーキングで補修を行い完了しました。
軒天の塗装と外壁の下塗のダメ込みは途中までの進捗です。ダメ込みと言うのは通常のローラーでは届かない箇所を幅の短いローラーや刷毛等で隅々まで塗装して塗り漏れを無くすための作業です。面倒な作業になりますが、これをしっかり行わないと劣化し易くなり剥がれや斑の原因になります。
※ 8月21日から昨日24日までの作業内容をまとめました。