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さいたま市北区、K様邸で屋根塗装や外壁塗装、コーキングの打替等、塗装工程が完了しました。
残っていた付帯部分の下屋根はエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン/CLR103 ココナツブラウンで上塗が完了しました。
シャッターボックスは同社のクリーンマイルドシリコンを調色してサッシの近似色を作り上塗が完了しました。
バルコニーの床もクリーンマイルドシリコンで既存色、白色に近いライトグレーで上塗が完了です。
換気フードと物置の屋根はクリーンマイルドシリコン/15-20B濃い茶色で、物置の側面はクリーンマイルドシリコン/SR409/白っぽい茶系ベージュで上塗が完了しました。
コーキングの打替は以下の様に行いました。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
4.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープでコーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材がこの部分に接着する事を防ぎ、外壁サイディングのみを接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合はボンドブレーカーを入れません。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がして完了です。
使用したのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで外壁の色に合わせたので自然な仕上がりになりました。
エアコンホーステープの上巻や駄目拾いも完了です。駄目拾いというのは、塗料の飛び跳ねや擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気づかぬうちにこれらは起こります。
全ての工程が終わってから行うもので、上から下まで何度も見て回り、徹底的に補修しました。
いよいよ残るは足場の解体のみです。どの様に仕上がっているかは、施工中に何度も見ていますが足場が無くなって全体像を見るのはいつもとても楽しみです。
※ 11月24日と昨日25日の作業内容をまとめました。