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2024/2/1 (木)
さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装のための

さいたま市西区のN様から屋根塗装と外壁塗装の見積依頼    さいたま市西区のN様から屋根塗装と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市西区、N様邸の屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートの見積ご依頼に伴い外壁材の提供と施工をしているG社と再現調に伺いました。お客様には度々のご対応を大変有難うございました。
 N様はシーベース エンタープライズをインターネットで見つけられたとの事です。ここ数年ネットからの見積ご依頼がとても増えています。有難い事です。
 シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約8年間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。
 検索順位を上げるのは大変な苦労が要ります。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な答え」だとグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されます。
 最近ではインスタグラムやグーグルのビジネスプロフィールも始めました。今まで真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているものだと考えます。とても有難い事です。
 うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。
 N様のお住まいは静かな新興住宅地に建つ築9年のお住まいで初めての塗装です。
 屋根はスレート瓦で太陽光パネルが設置されています。屋根板金の釘浮が有り、板金のジョイント部分には僅かですが隙間が確認出来ました。スレート瓦もややひび割れが有ると思われます。北側のスレート瓦にはやや苔が生えて枯れた痕が見られました。屋根の上裏もやや劣化が進んでいました。上裏と言うのは屋根を載せるための野地板の裏側の事です。屋根は溶剤系の遮熱でシリコン系の塗料での塗りかえをお勧めしようと思います。
 破風・鼻隠はジョイント部分に隙間が見られました。これは塞ぐ必要が有ります。軒天はケイ酸カルシウム板製で、やや汚れが見られ隙間が見られました。これも塞ぐ必要が有ります。
 隙間補修後は溶剤系シリコン塗料で上裏と共に塗りかえをお勧めしようと思います。
 外壁はモルタルに軽量モルタルが重ね塗りされていました。通常モルタルの上に軽量モルタルを重ねる事は弊社では行いません。何故ならば軽量モルタルは密度が低いため雨水による浸食に弱いからです。それを防ぐためにしっかりとした防水塗装膜が有るならまだ良いのですがN様邸はその様にはなっていませんでした。
 ですので大変厄介な事に軽量モルタルは溶解しており、触れるとボロボロと何処までも崩れて来るのでモルタルとの境界面まで溶解が達している可能性は否定できません。土台水切の上にはこの溶解した砂がだいぶ乗っていました。
 とても寒い朝でした。今回この外壁材Uを提供し施工したG社の担当者と一緒に隅々までチェックしました。表層だけ溶解している程度ならばシーラーを何度か重ね塗りして固める事が可能なのですが、此処まで崩れているか分からないためシーベースとしてはこの軽量モルタルを一旦剥がして新たにモルタルを塗り直す事を提案しました。
 G社の担当者によるとそこまで必要ない。過去同様の例でもシーラーを染み込ませて固めてから中塗と上塗を重ねれば強度が保てるとの見解でした。
 よく使用する日本ペイント株式会社やエスケー化研株式会社にも聞いたのですが現状で今の状態のモルタルを固められるような塗料は有りませんでした。
 色々と見解の相違は有りましたが実際に何棟も施工しているG社の言う事ですからその方法で可能なのかもしれません。
窓周りのシーリングはコーキングの充填量が少なく感じました。シーリングというのは経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 シーリング材もこの様な脆い素材には接着が甘くなってしまうのですがこれも心配な点です。
 シャッターボックスや水切は塗装膜が弱っていました。樋はジョイントにやや隙間が発生して雨もりが見られました。
これらも隙間補修後に溶剤系シリコン塗料で塗りかえをお勧めしようと思います。
 バルコニー床防水の基材はFRP(繊維強化プラスチック)で、基材には問題は有りませんでしたが表面のトップコートは傷んでいました。ここは塗りかえが必要です。
 バルコニーの目隠しには木製で日焼けや苔等の影響で大分斑になっていました。この部分は防腐塗料での塗りかえをお勧めしようと思います。
 防水部分にプラスチックタイルを敷いているためFRPを痛めやすいので、出来れば撤去処分した方が良い旨お話ししました。
 見積作成はG社が外壁やモールを、シーベースでは足場を含め屋根や破風・鼻隠、軒天、バルコニーの木製目隠し、シャッターボックス、水切等の塗装の見積書を作成する事で合意し、お客様にもご了解頂きました。
 G社には誠意を持って外壁を補修してくれる事を期待します。早急に見積書を作成します。宜しくお願いします。