さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市緑区、A様邸で単色の外壁の縦目地コーキング打替や入隅のコーキング打増、外構等、付帯部分の塗装やベランダの防水トップコート、駄目拾い等々、残っていた塗装の工程が全て完了しました。
　単色の外壁の縦目地コーキング打替は意匠外壁と同様の工程で行いました。まず古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がし、埃や剥し残しが無いように落としました。続いてプライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生し、プライマー(接着剤)を塗りました。
　コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼りコーキング材をゆっくり滑らかに、均一な量を打ってヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
　最後に養生テープを剥がして完了です。使用したのはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで外壁の色に合わせたので自然な仕上がりになりました。
　入隅というのは外壁やサッシ等の取合が凹んでいる角の部分の事で物理的にコーキングを撤去出来ませんから既存の上から打増しました。
　外構はポストを外しシーラーで下塗して、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ／ND-372薄い茶系ベージュパステル調で中塗と上塗を行いました。乾燥後にポストの取付も完了しました。
　ベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水部分はエアコン室外機が有るため２回に分けてトップコートを行いました。室外機は台に乗せて、それ以外の部分を仕上げてから元に戻し台の足の乗っていた部分を仕上げました。
　この部分は東日本塗料株式会社のAUコート／フォックスグレーで塗りかえました。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。バルコニーの中もとても明るく輝いています。
　エアコンホーステープは劣化していたのでテープを上巻し、ガスの亜鉛管はケレンして塗装を行いました。
　最後に駄目拾いを行いました。駄目拾いというのは、塗料の飛び跳ねや擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気づかぬうちにこれらは起こります。
　全ての工程が終わってから行うもので、上から下まで何度も見て回り、徹底的に補修しました。
　いよいよ残るは明日の朝から足場の解体のみです。どの様に仕上がっているかは、施工中に何度も見ていますが足場や覆っていたメッシュシートが無くなって全体像を見るのはいつもとても楽しみです。
※ ２月１７日から本日２０日までの作業内容をまとめました。