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2025/8/22 (金)
横暖ルーフとは

横暖ルーフとは

 横暖ルーフは、株式会社ニチハが製造・販売している金属屋根材(横葺き屋根材)のシリーズ名です。
 主に戸建住宅の屋根リフォームやカバー工法(注1)、新築に使われる屋根材で、以下のような特徴があります。

横暖ルーフ

特徴

1. 軽量性
● 主材はガルバリウム鋼板(注2)でできており、瓦やスレートに比べて非常に軽量。
● 建物への負担を軽減し、耐震性向上にもつながります。

2. 断熱材一体型
● 裏側に断熱材(硬質ウレタンフォームなど)が一体化されており、夏の暑さや冬の寒さを抑制する効果があります。
●  遮音性にも優れており、雨音が響きにくいのも特徴です。

横暖ルーフ

 

横暖ルーフ

 

3. 高い耐久性
● ガルバリウム鋼板はサビに強く、耐用年数も長い。
● 塗膜にも遮熱・耐候性が高い仕上げがされており、色あせや劣化がしにくい。

横暖ルーフ

 

横暖ルーフ

 

4. 施工性の良さ
● 横葺きタイプで既存屋根の上にそのまま施工する「カバー工法」が可能。
● 工期短縮や廃材削減にもつながります。

5. デザイン性
● フラットですっきりとした仕上がりで、モダンな住宅にもマッチ。
● カラーバリエーションも複数あり、外壁とのコーディネートがしやすい。

6.静粛性

● 外部の音や雨音が軽減されます。

横暖ルーフ

 

7.延焼防止

● 隣家からの延焼を軽減します。

横暖ルーフ

 

8.優れた防水性能

横暖ルーフ

 

 

主な用途

● スレート屋根のリフォーム(カバー工法による葺き替え)
● 新築住宅の屋根
● 雪が多い地域や塩害地域でも採用されることが多い

 

まとめ

 横暖ルーフは「断熱材付きのガルバリウム鋼板屋根材」で、軽量・高耐久・高断熱が特徴のリフォーム向け人気屋根材です。

 

 

さいたま市近辺で、横暖ルーフを使用した屋根のカバー工法をお考えなら
株式会社 シーベースにご相談下さい。
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※ 柱1 カバー工法
 カバー工法とは、既存の屋根や外壁を撤去せずに、その上から新しい屋根材や外壁材を重ね張りする工法のことです。
 リフォームや改修工事で多く採用される方法で、特に「屋根のカバー工法」が一般的に使われます。

屋根のカバー工法

● 既存の屋根材(例:スレート屋根)を撤去せず、防水シート(ルーフィング)を新たに敷き、その上に軽量の屋根材(ガルバリウム鋼板など)を被せる方法です。
● 古い屋根を撤去しないため、工期が短く、廃材処分費も抑えられるのがメリットです。
● ただし、瓦屋根など重量のある屋根には不向きで、耐震性や下地の傷みを事前に確認する必要があります。

 

外壁のカバー工法

● 既存の外壁材の上に新しいサイディングなどを張る方法です。
●  壁を二重にするため、断熱性・防音性の向上が期待できます。
● 外壁をすべて剥がす「張り替え工法」よりもコストを抑えられますが、既存外壁に雨漏りや構造的な劣化がある場合は適用できません。

 

カバー工法のメリット

●  既存の撤去が不要 → 工期短縮・費用削減
● 廃材が少ない → 環境負荷が少ない
● 二重構造になる → 断熱性・遮音性の向上
●  金属屋根材を使う → 耐久性・防水性が高い

 

カバー工法のデメリット

●  屋根や外壁が二重になるため建物がごく僅かだが重くなる
● 既存の下地の劣化を完全に確認できない(シーベースで施工する際には、下地の状況を確認します)

まとめ

 カバー工法は「廃材を減らして、早く安く仕上げられるリフォーム工法」ですが、下地の状態や建物の構造に応じて適切に選択することが重要です。

 

※ 注2 ガルバリウム鋼板

 ガルバリウム鋼板とは、鋼板(鉄の板)の表面に「アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%」の合金めっきを施した鋼板のことです。アメリカのベスレヘム・スチール社が1972年に開発し、日本では主に屋根材や外壁材として広く使われています。

 

特徴

1. 高い耐久性
● アルミニウムによる防食効果と、亜鉛による犠牲防食作用の相乗効果で、通常の亜鉛めっき鋼板よりも3~6倍の耐久性があるとされます。

2. 軽量性
● 瓦などに比べて非常に軽く、建物への負担が小さいため、耐震性の向上にも寄与します。

3. 加工性の高さ
● 金属でありながら柔軟に加工でき、曲げやすく施工性が良いのが特徴です。

4. デザイン性
● カラーバリエーションや表面加工が豊富で、モダンな外観から和風建築まで幅広く対応できます。

5. 耐熱性・耐候性
● 表面のアルミが熱反射性に優れ、太陽光による劣化を抑えます。

 

メリット

● サビに強い
● 長寿命(一般的に20~30年程度)
● 軽量で建物に優しい
● メンテナンスの手間が少ない

 

デメリット

●  断熱性・遮音性は低く、断熱材や遮音材と組み合わせる必要がある
● 塩害地域では劣化が早まりやすい
● 金属特有の雨音が気になることがある

 

主な用途

● 屋根材(特にリフォームや葺き替えで人気)
● 外壁材
● 車庫や倉庫の外装
● 一部の建材や設備部材

 

まとめ

 ガルバリウム鋼板は「軽くて丈夫でサビに強い金属板」で、住宅の屋根や外壁に非常に適した素材です。