さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。
さいたま市大宮区寿能町2-98-5
| 施工内容 | 屋根／遮熱塗装 外壁／UVプロテクトクリア塗装 ベランダ／防水トップコート コーキング打替 |
| 施工エリア | さいたま市中央区 |
| 使用塗料 | 屋根／エスケー化研株式会社／溶剤系、クールタイトシリコン(遮熱塗料) 外壁2階／エスケー化研株式会社／水性、セラミシリコン ベランダ／防水トップコート |
| 施工期間 | 2週間 |
| 施工を終えて | 施工前は建物全体の配色トーンと色彩に偏りが有ったためぼやっとした印象でした。 |
屋根の苔は頑固に生えていました。塗膜が殆ど生きていない状態です。
また、他社で見積を取った際にスレート瓦をかなり割ってしまいました。歩いてはいけない部分に乗ってしまったからです。
経験のある業者に依頼する事が大切です。
破風や鼻隠、アクセントモールのジョイントに隙間が発生していて雨水の侵入が見られました。
外壁もモールも経年劣化で色あせし、塗膜もかなり弱っていました。
軒天にも雨染みが見られました。
高圧洗浄－屋根、樋、外壁
屋根の苔をしっかりと落としました。塗膜は殆ど無くなっていて、撥水性が失われていました。
シーベースが塗装工事を行う場合は必ず樋も清掃します。枯葉や泥が詰まったり、重みで樋が歪んだりするからです。
外壁の不良塗膜も落とします。この作業をきちんとしないと、塗料の吸着が悪くなり、結果的に長持ちしなくなってしまうからです。
屋根の瓦補修と下塗
割れていた瓦を高対候のコーキング材で接着後、プライマーを塗装します。屋根の補強と、中塗の接着を助けます。
屋根塗装－中塗
高遮熱塗料で中塗を行います。中塗と上塗は同じ塗料を使います。
屋根塗装－上塗
合計3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上げます。
破風・鼻隠の隙間補修
破風・鼻隠のジョイントには隙間が開いていました。ここから雨水が侵入してしまうので高対候のシーリング剤で塞ぎます。
破風・鼻隠の塗装
溶剤系のシリコン塗料で塗装します。
モール上部のシーリング
この部分は意外に雨水が侵入します。そうならない様に高対候のシーリング材で塞ぎます。
モール塗装
溶剤系のシリコン塗料で塗装します。
軒天塗装
軒天のヒビ割れはパテで補修しました。
軒天は建物の湿気を排出するので、透湿塗料を塗ります。真っ白に塗り替えられた軒天で、建物全体が明るくなりました。
窓回りと入隅のコーキング
外壁塗装の前に窓回りと入隅のコーキングを行います。隙間を無くし雨もりから守ります。
２階－外壁の下塗
シーラーで下塗します。サイディング材の補強と、仕上げ塗料の接着を良くします。
２階－外壁の中塗、上塗
2階は単色で塗り替えます。中塗と上塗は同じ塗料を使います。合計3層塗る事で塗膜に厚みを持たせ、強度を増します。また、ムラを無くし美しく仕上げます。
1階－外壁のUVカットクリア塗装－1層目
高意匠サイディングに紫外線をカットする透明な塗料を塗装します。長年の紫外線や雨水により、外壁は艶を無くし、撥水性も低下していました。この塗料を塗る事で元の輝きを蘇らせる事が出来ます。
1階－外壁のUVカットクリア塗装－２層目
この塗料は紫外線をカットし、撥水性を高めるために外壁の寿命を長持ちさせてくれます。また汚れが付きにくく、カビや藻の発生も防いでくれます。
細かい所はハケや小さなローラーを使用して、隅々まで丁寧に塗装して行きます。２層塗って厚みを持たせて強度を増します。
コーキング打替
コーキングが経年劣化で痩せてくると、ひび割れや剥離が発生します。すると、その部分から雨水が侵入するために内部の木部を腐らせたり、サイディングに染み込んで反りが発生したりします。
コーキングの上から塗装すると、コーキング剤と外壁塗料は膨張率の違いから破れる事が有ります。シーベースでは外壁塗装の後、コーキングを打替る様にお勧めしています。
樋-表面の目荒らし
塗装する前に、対象物をナイロンタワシや極細目のサンドペーパー等で表面を均す事を目荒らしと言います。
この作業をすることで対象物の表面に付着していた汚れやゴミを取り除き、表面が滑らかになります。
また目に見えない微細な傷を付ける事で塗料の吸着が良くなるため長持ちします。
樋と、配管塗装
樋や配管は塩化ビニール製です。太陽光や雨水で加水分解という化学反応を起こして劣化して行きます。塗装する事でこれを防ぐ事が出来ます。
笠木塗装
笠木はガルバリウム鋼板でした。ガルバリウムは錆びないと言われる事がありますが、それは全く傷の無い表面だけの事です。傷が付いたり、切り口部分は必ず錆びて来ます。
ケレンして錆を落とし、錆止め塗装後に溶剤系のシリコンで塗装します。
シャッターボックス塗装
この部分もガルバリウム鋼板でした。笠木と同様の工程で塗装します。
ベランダ－ケレンとプライマー
表面の不良劣化塗膜をナイロンタワシやスクレイパーで落します。丁寧に落とさないと新しい塗装をしても吸着が悪く長持ちしなくなってしまいます。
その後、プライマーを塗ります。これは仕上げ塗料との接着を良くするためです。
ベランダ－トップコート
トップコートを2層重ね塗りします。トップコートによってFRPが保護されます。
白茶けていた屋根も黒光りして重厚感が増しました。撥水性が格段にアップしたので屋根からの湿気を防ぐ事が出来る様になりました。
傷んでいた破風・鼻隠も蘇りました。樋も黒色に塗り替えられ、アクセントモールとともに統一感が出てとても落ち着いています。
ベランダもトップコートが済み、強度を保てるようになりました。
軒天のシミも無くなり、明るくなりました。
屋根や破風・鼻隠、ドアやサッシの黒色と軒天の白色、1階と2階の外壁の絶妙なコントラストがとてもきれいに調和しています。
今回も、まるで新築の様に美しく蘇りました。長い間ご不便をお掛けしました。
お客様に喜んで頂けた事をとても嬉しく感じました。大変有難うございました。
