さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区E様邸の外壁塗装はフィーラーで下塗りを行っています。フィラーというのは、下塗りに使われる塗料の一種です。シーラーより粘り気が強く下地に厚みが着くため、不要な凹凸を無くし表面を滑らかに出来ます。パテ効果と防水性も有るので、ひび割れや不要な凹凸が有る様なモルタル外壁やALC外壁に使用します。
　今回E様邸のALC外壁はひび割れが多いため、日本ペイント株式会社のパーフェクトフィラーを染み込ませて細いひび割れを補修しました。大きなひび割れはシーリング材を摺込んでいます。
　先週から引き続き肌合わせも行っています。肌合わせと言うのは、塗膜の膨れや剥がれ、ひび割れ等を補修すると元の模様が無くなって、そこだけ平らになってしまいます。そこをその周りと同じ様な模様にする事を言います。なかなかコツが必要で塗装職人さんの腕の見せ所です。
　方法は色々なやり方が有ります。目の粗い無数の穴が開いたローラー(砂骨ローラー、マスチックローラー)等で手塗するか、模様によっては吹付塗装でノズルの広さを調整して吹き出し、模様を作ります。今回はマスチックローラーを使用しています。
　肌合わせが完了した箇所は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで中塗に着手しました。